【辛い】アメリカで英語が伝わらない…

英語・韓国語

突然ですが『日本人の英語』についてどういった印象を持ちますか?

日本人の英語といえば『カタカナ英語』とか『話せない』といった印象が強いですよね。

私も実際アメリカで他の国の子たちを見た時に「なんで同じアジア人やのにそんなに英語話せるん?」と、かなりショックを受けました。

留学を通して感じた、日本人が英語を苦手な理由について考えてみたいと思います。

教育について

日本人が英語を苦手な理由のひとつに、幼少期から他言語に触れる機会が少ないことが挙げられます。

出典:Unsplash

私のホストステイ先に同じく留学生だったマレーシア人がいましたが、彼はマレー語、中国語、英語のトリリンガルでした。

しかもマレーシア人同士で話す時も、マレー語ではなく英語を使うのが普通というネイティブぶり。

マレーシアはアジア諸国の中でも高い英語力を持つ国として有名ですよね。

あるベトナム人は4歳頃から英語を学び始めたと言っていましたし(もちろん学校や地域にもよると思いますが)、

修学旅行先で行ったある台湾の学校では『午前は台湾語、午後は英語』というように、英語で他の教科を学ぶ時間を設けていました。
(でも調べてみると台湾の英語力は日本と同じくらいだという情報が多かったから、あの学校が特別英語に力を入れていたのかも!)

発音について

そして日本人の英語の特徴として「カタカナ英語」が指摘されることが多いですよね。

ただ私が言いたいのは必ずしも「カタカナ英語が悪い」ということではありません。

むしろ中国人、韓国人、ベトナム人、タイ人…英語ペラペラだった元ルームメイトのマレーシア人も、

アメリカ英語しか知らなかった私からすると、英語以外の言語に聞こえるほどクセがある人も多かったです。

また、ルームメイトだった彼を通じて何人かマレーシア人の友達がいましたが、アメリカンアクセントに近い子もいて、同じ国出身といえど英語の訛りは人それぞれだったのも興味深い発見でした。

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一方で日本人はアメリカ英語に寄せて話す人が多いですよね。(私もそうです)

ですがアメリカ英語に寄せて話す私たちよりも、クセの強いベトナム英語やマレーシア英語の方が断然ネイティブに通じていたんです。

それが私にとって1番の謎でした。

なぜ英語が苦手なのか?

私は英語の専門家でもないので憶測でしか話せませんし、この経験に対する答えが出たわけでもありません。

ただひとつ感じたのは日本人が『英語で会話する』ことに慣れていない、ということ。

ディスカッションの授業でも他国の子たちがどんどん意見を言う中で、私たちは恥ずかしかったり自信がなかったりで、なかなか発言できないですよね。

その気持ちは痛いほど分かります。

でも、間違えてもいいからまずはたくさん話して、会話のキャッチボールをすること。

感覚を掴むこと。

よく言われることだと思いますが、これが本当に大切です。

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もちろん“Right”“Light”みたいに、日本語に直すと同じ「ラ」だけどちゃんと区別しないといけない単語もあります。

そこは別の言語を勉強している身としてネイティブに伝わるように発音矯正していくべきです。

だけど私は「発音矯正→会話」の順番ではないと思っています。

人とたくさん会話をしていると「ああやって発音するんだ」「単語と単語はこうやって繋げるんだ」と発見することが多いです。

実際に私もネイティブとの会話の中で「それは〇〇って発音するんだよ」と教えてもらった単語とかはずっと覚えていたりするものです。

さいごに

いつかは日本人が英語できないなんて偏見を壊していきたいですよね…

そのためには私たち日本人同士も、完璧じゃない英語をちゃんと認め合うことが大切だと思います。

よくある話ですが、言語を勉強していると同じ日本人学習者の発音を厳しく指摘する人がいます。

でも、間違えたり、スラスラ言葉が出てこないことは絶対に悪いことではありません

誰しもが通る道なので、まずは母国語以外の言語を勉強しようとしている自分自身を褒めてあげてくださいね!

それではまた次の記事でお会いしましょう!

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